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シュパンリングの締結メカニズム
イメージ図のアニメーション 軸方向の軸力を径方向に転換し、軸とハブを摩擦力で一体化させるくさび形の摩擦締結要素です。 シュパンリングのルーツは輪バネで、強大なショックの緩衝用として1世紀も前からヨーロッパでは認知されております。輪バネのもつ復元力の高い材料特性を生かしたまま、改良を重ねオリジナルタイプシュパンリングが完成されております。

摩擦力で固定する
摩擦締結要素=シュパンリングシュリンクディスクは、軸上の摩擦力のみで丸軸にハブを固定するメカニズムですから、摩擦力以上の負荷がかかると、かならずスリップ事故が発生します。スリップ事故の防止も含めご採用にあたっては、かならずRINGFEDERテクニカルサービスをご要求ください。
現在市販されている摩擦締結要素は、クサビを利用するシュパンリングおよびシュリンクディスク方式と、内外周に凹凸加工が施されたクランピングスリーブ方式、および圧力媒体を内蔵するETPブッシュ方式に大別することができます。いずれも軸方向の圧力を径方向の力に転換し、軸とハブを摩擦力で一体化するものです。(青字:当社扱品)

シュパンリングの特徴
  • 軸・ハブにキー溝などの切り欠き加工をしませんので有効断面積が大きくでき、さらに加工費の削減ができます。
  • 回転方向及び軸方向(軸に段付加工がないとき)とも任意の位置でハブを固定することができます。
  • 取り付け、取り外しが比較的簡単にできます。
  • 正しい設計計算および取り付け取り外しが実行されている場合は反復使用が可能で経年劣化もありません。
  • 伝達可能トルク以内であれば正逆転・衝撃負荷に対して有効に機能します。

竹田商事(株)
より詳しい情報、ご質問、お問い合わせ等ありましたら、正規代理店の竹田商事(株)まで。

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